後継者さんが育っていく企業とは?【質問中心の研修】
後継者さんが育っていく企業とは?
【質問中心の研修】
vol.428
地元で活躍し続ける講師になる
皆さん、こんにちは。
野原です。
(^^)
このメルマガは
このような方にお役に立てます。
↓↓↓
企業研修をする機会がある
「士業」
「コンサルタント」
「コーチ」
「研修講師」
の方で
・研修受講者の「行動を変える方法」が見つからずに悩んでいる人
・研修エージェント会社さん経由ではなく
企業さんから「直接受注」したい人
・1回だけの単発研修ではなく、
「年間契約」など継続的なご依頼を受けて「安定収入」につなげたい人
本文はココからです。
↓↓↓
━━━━━━━━━━
後継者が育っていく企業とは?
【質問中心の研修】
━━━━━━━━━━━
まず最初にお伝えしておきます。
後継者が育つ企業さんの全てを
そもそも「たった一本の記事」で
語れるはずもありません(笑)
でも
そうは言っても、
シンプルかつ効果性の高い方法を
お伝えできると思います。
その理由は、
私自身、今まで数十社の中小企業さんの
後継者育成支援をさせて頂いているからです。
後継者さんが育っていく過程は
長い道のりなので、
さまざまな場面に直面します。
「泥沼」、「修羅場」、
「成長がピタッと止まって全員が不安で真っ青になった”踊り場(プラトー現象)”(これは実はステージアップの予兆なのですが)」、
そこを乗り越えてみんなで喜びを分かち合った「成功の状態」、
などなど。
苦難を感じる場面の方が多いと言っても過言ではありません。
※夢中になる「フロー状態」に入れば、ご本人は苦難とは感じていませんが。
後継者さんが育っていく企業になるためのポイントとして
私たち企業経営支援者が
参考にしたい理論は
TA理論の中の「時間の構造化」です。
TAとは、交流分析で
「簡単心理学」とも言われています。
私はTAの他にNLPも積極的に取り入れていますが
このように「心理学」を活用して
経営支援を行っている人は
うちの「質問中心メンバーさん」にも多くいらっしゃいます。
私自身は、社長さんと役員の方が勢ぞろいの
「経営層会議支援」で活用することが多いです。
TAの「時間の構造化」とは
人がストローク(心の報酬)を得るために
どのようなことをして時間を過ごしているかを区分したものです。
1.閉 鎖:他人との交流を放棄して、空想や白日夢にひたる。自己愛。
2.儀 式:間接的なふれ合いとしての挨拶、習慣・行事参加、など。
3.雑 談:比較的単純で、無難な話題をめぐって交流を楽しむ。社交。
4.活 動:主に仕事で、その完成によって得られるストロークを目指す。
5.ゲーム:人を操作したり、利用したりして否定的ストロークを得る。
6.親 交:信頼と愛情に裏付けられた率直なふれ合い。
※参考:杉田峰康先生
上記1→6へ向かうほどに
【心の報酬】も大きくなりますが
同時に【リスク】も大きくなります。
【心の報酬】仲間とともに味わう達成感、充実感。自分の存在感など。
【リスク】人を傷つけてしまう、人から傷つけられてしまう恐れ。
簡単に言うと、、、
【1.閉鎖】で時間を多く使う人が多い企業さんは、
「誰も何も聞かない」「誰も何も伝えない」など対話がなく、
組織なのにも関わらず”孤軍奮闘”する人だらけで、
その結果、トラブルが多く発生します。
【6.親交】で時間を多く使う人が多い企業さんは、
対話が多い分、「ハラスメント系の余計な一言」で人を傷つけたり、傷つけられたりするリスクも大きいのですが、
お互いに相手の個性をつかんでいるケースが多いので、
仕事を通して連携も多く、達成感、充実感を感じているケースが多いです。
後継者さんが育ちやすいのは、
【1.閉鎖】↔ 【6.親交】
1と6のどちらの方向にシフトしている企業さんでしょうか?
申し上げるまでもないですね。
人は、自分が育てられたとおりに
人を育ててしまう傾向があります。
言い換えると、
人は、自分が上の人から関わってもらった通りに
人に関わってしまう傾向があります。
中小企業さんは
親子(同族)で事業承継をしていくケースが多いので
なかなか上手にコミュニケーションをとれずに
困っている人たちは多いです。
たとえば、
「超スパルタ式の教育方法」
「見て覚えろ式の口数が少ない教育方法」
これらが代々、
ずっと続いてしまう可能性が高いのです。
※もちろん例外もあります。
【6.親交】を心の底では目指していても、
なかなかうまく表現できずに、
お父さん(社長)
「つい、カッとなって怒鳴ってしまう」
↓↓↓
息子さん(後継者)
「聴くと怒られるからと、そのうち黙ってしまう」
となります。
お父さん(社長)の立場からは、
「厳しさを乗り越えて、自分を変えて欲しい。
怒られても歯を食いしばって
何度も乗り越えて積極的に聴いてくる強さがないと
経営者さんてできない。それを分かって欲しい」
と思っているのですが、
なかなかその気持ち(愛情)が
伝わらないと悩んでいる場合が
実に多いです。
【コミュニケーションは受け手に決定権がある】
これが原則ですから
「愛情」なのか「暴言」なのかは
発信者ではなく受け手が
結局、決めてしまうのです。
このような理由から、
親子間、経営幹部の雰囲気が、
「かたーい氷」のように
カチコチに固まってしまった企業さんは
かなり多く存在します。
珍しくないです。
そこで、私たち経営支援者の出番なのです。
長くなったので、今日はここまで。
また続きをお届けします。
今日の記事が
少しでも皆さんのお役に立てばうれしいです。
引き続きメルマガ読者様を
応援しています。
(^^)
◆━━━━━━━━━━━━━━━
応援のお声やお問い合わせは
こちらまでお願いします。
(^^)
サクシード・マネジメント株式会社
代表取締役 野原暢郎
━━━━━━━━━━━━━━
最後に一言
━━━━━━━━━━━━━━
弊社のスーパー秘書チームが
自分の弱みを隠さずに見せてくれています。
社長である私も
スーパー秘書チームに自分の弱みを見せています(笑)
だから良いのです。
強みも弱みも両方あるのが人間です。
弱みを見せるからこそ起こる化学反応があります。
これが成長につながる要因になるのです。
私自身、本当に成長できていると思っています。
まだまだ発展途上ですが(笑)
機会があれば、
このことも記事にできたらいいなと思っています。
気長にお待ちください(笑)
━━━━━━━━━━━
「質問中心の研修講師」の理念
1.受講者の可能性を心から信じて接する。
2. 受講者自身が自分の可能性に気付き、
3. 自立心を持ちながら相互支援できる人を増やし、
4. 講師自らも常にチャレンジし続け、
━━━━━━━━━━━
【目指している世界】
関わった仲間どうしがお互いに
「強さ」と「さらなる可能性」をグングン引き出して、
「ともに幸せ」になれる世界を創る。
◆━━━━━━━━━━━━━━━